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建築物の技術革新により、防水材料に対する基本的性能の向上が一層求められています。また環境対策、資源リサイクル対応と、防水技術革新のみならず幅広い進化が必要とされています。このようなニーズに対して、日新工業(株)は、「性能」「品質」「環境」を最優先として考えます。材料物性のみならず、電磁誘導加熱装置の開発により、対風圧問題、水密性能を更に高めたメカファイン防水システムを確立致しました。







溶着接合による水密性能を高めました。
MFシート相互の接合部は、溶着剤及び熱融着により一体化され、水密性に優れたジョイント性能が可能になりました。
改修工法に適した材料・工法です。
機械固定工法の採用により、旧防水層の撤去及び下地処理が、他防水工法に比較して少なくてすみますので、撤去作業、廃材処理、雨養生等の費用を軽減することができます。
耐久性に優れた軟質塩ビシートを採用。
MFシート防水材料は、軟質塩化ビニル樹脂を主成分とし、特殊な配合・製造法により製造された耐久性・耐候性に優れた材料であることは、野外暴露試験(エマキュアテスト)、耐候性促進試験(サンシャイン・ウエザーメーターテスト)の試験結果において、立証されています。
建物負荷を軽減。
メカファイン防水工法は露出防水仕様で約4.1kg/m2と軽く、改修工事において建物に与える負荷が軽減されています。





密着工法  MF-1F、MF-2F、MF-1F-A、MF-2F-A
MFシートをニトリルゴム系接着剤を用いて、下地に密着施工する工法です。

  工程1 工程2 工程3
平場 MFボンドN 0.5kg/m2
[下地側0.25kg/m2、シート裏面0.25kg/m2
MFシート
t=1.5 or 2.0mm
MFシーリング
立上り MFシート
t=1.5
 ALC下地の場合、短辺ジョイント部にMFジョイントテープで目地処理を行います。
 ALC下地でMFボンドNの吸い込みが激しい場合は、下地側を2回塗り(0.25kg/m2 ×2)として下さい。



機械的固定工法  MF-1、MF-2、MF-1-A、MF-2-A
MFシートを固定金物で機械的に下地に固定する工法で、下地の影響を受けにくいため、旧防水層の撤去も少なく、改修工事に適しています。

  工程1 工程2 工程3 工程4
平場 MFクロスシート*1 MFディスク*2 MFシート
t=1.5 or 2.0mm
MFシーリング
立上り MFボンドN
0.5kg/m2
MFシート
t=1.5mm
MFシーリング  
注)*1 新築工事においては必要ありません。
*2 MFディスクの固定数量は風圧力により変動します。



機械的固定断熱工法  MF-1-B、MF-2-B
MFシートと断熱材を固定金物で機械的に下地に固定する工法で、高い省エネルギー効果が得られます。

  工程1 工程2 工程3 工程4 工程5 工程6
平場 USボンド*1
0.2kg/m2点張り
BKボードE*2
又はシェーンボード
MFクロスシート MFディスク*3 MFシート
t=1.5 or 2.0mm
MFシーリング
立上り MFボンドN
0.5kg/m2
MFシート
t=1.5mm
MFシーリング      
注)*1 新築工事においての使用量です。
改修工事では施工する下地により、下記の様にして下さい。
●露出アスファルト防水下地の場合 0.5kg/m2の使用量とします。
●合成高分子系ルーフィングシート防水下地の場合 プライマー併用  プライマーM2(0.15kg/m2)を塗布乾燥後、新築と同じ使用量とします。
●ウレタン系塗膜防水下地の場合 プライマー併用  プライマーM4(0.15kg/m2)を塗布乾燥後、新築と同じ使用量とします。
*2 断熱材はBKボードE又はシェーンボードのいずれかを選択します。
*3 MFディスクの固定数量は風圧力により変動します。



完全絶縁工法  MF-1S、MF-2S、MF-1S-A、MF-2S-A
平場だけでなく立上りもMFシート固定金物で機械的に下地に固定する工法で、降雨・降雪後の乾燥が十分でない下地でも施工が可能な工法です。

  工程1 工程2 工程3 工程4
平場 MFクロスシート*1 MFディスク*2 MFシート
t=1.5 or 2.0mm
MFシーリング
立上り MFシート
t=1.5mm
MFシーリング  
注)*1 新築工事においては必要ありません。
改修工事においては、下地状況により立上りに採用する場合があります。
*2 MFディスクの固定数量は風圧力により変動します。
*3 乾燥が十分でない下地の施工については、予め現場チェックの上判断することとします。



完全絶縁断熱工法  MF-1S-B、MF-2S-B

  工程1 工程2 工程3 工程4 工程5 工程6
平場 USボンド*1
0.2kg/m2点張り
BKボードE*2
又はシェーンボード
MFクロスシート MFディスク*4 MFシート
t=1.5 or 2.0mm
MFシーリング
立上り MFクロスシート*3 MFシート
t=1.5mm
MFシーリング      
注)*1 新築工事においての使用量です。
改修工事では施工する下地により、下記の様にして下さい。
露出アスファルト防水下地の場合 0.5kg/m2の使用量とします。
合成高分子系ルーフィングシート防水下地の場合 プライマー併用  プライマーM2(0.15kg/m2)を塗布乾燥後、新築と同じ使用量とします。
ウレタン系塗膜防水下地の場合 プライマー併用  プライマーM4(0.15kg/m2)を塗布乾燥後、新築と同じ使用量とします。
*2 断熱材はBKボードE又はシェーンボードのいずれかを選択します。
*3 改修工事においては、下地状況により立上りに採用する場合があります。
*4 MFディスクの固定数量は風圧力により変動します。