あなたの建物は大丈夫ですか?


今お住まいの建物にこんな症状が見られたら! 目に見える防水の危険信号です。

屋上・ルーフバルコニー・ベランダ等は、日頃から定期的な点検とメンテナンスを実施されることをお勧めします。

メンテナンスのポイント
1.露出防水の場合(砂付きルーフィング仕上げ・ウレタン塗膜・シート防水類)
防水層の表面状況の点検や漏水の有無の確認(1年に1回以上)
防水層の端末押え金物廻りの点検(1年に1回以上)
水切り金物、笠木の設置状況及び端末シール材の劣化状況
定期的(3〜6ヶ月程度)に清掃を行ってください。
飛来物や排水溝、ドレイン部分の泥、枯葉等はよく除去し、水溜りのないようにしてください。
定期的(3〜6ヶ月程度)に次のように表面状態の点検を行ってください。
保護塗料が薄くなっている、剥離を起こしている、ひび割れがある等の異常や植物の繁茂が認められた場合には、施工業者に速やかに連絡して適切な補修をしてください。特に植物の繁茂が繁茂箇所によっては防水層を貫通していることもあり得ますので、むやみに引き抜いたりせず、業者にお任せください。
■ひび割れについて
※表面の塗料や砂の少ないアスファルトのみの部分のひび割れは、防水上の問題はありません。防水層結合部のアスファルト部分は下図が示すように防水層の表面にあり、ひび割れは防水層に及んでいません。

保護塗装は減耗の状況に応じて、塗り替えを行ってください。3〜5年毎を目安に塗り替える事をお勧めします(有償)。


2.保護防水の場合
保護防水の表面状況の点検や漏水の有無の確認(1年に1回以上)
植物の生育発生状況の点検、ドレイン清掃(3〜6ヶ月程度)
伸縮目地部、ドレイン廻りに砂埃等が堆積していると植物の生育しやすい環境になります。飛来物や排水溝、ドレイン部分の泥、枯葉等はよく除去し、水溜りのないようにしてください。繁茂が認められた場合には、施工業者に速やかに連絡してください。繁茂箇所によっては防水層を貫通していることもあり得ますので、むやみに引き抜いたりせずに業者にお任せください。



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