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[2010.9.9]

全国防水リフレッシュ連合会・日新工業株式会社共催による「防水改修工事 写真コンテスト」の結果を発表いたします。
第一位に選ばれたのは、大池建工株式会社様「Nネットワークセンター屋上防水改修工事」。施工面積1,100m2を美しく施工されています。


Nネットワークセンター屋上防水改修工事
(日本アス FP-6B:1,100m2
大池建工株式会社


施工前

施工後
工事概要
改修防水工法 : 既存断熱アスファルト防水+平板ブロック敷きを撤去工法で日本アスファルト防水工業協同組合熱アスファルト防水工法+ピロブロック仕上げFP−6B工法により改修しました。
防水改修規模 : 1,100m2
改修までの経緯

建設当時は主に砂利撒き断熱アスファルト防水であったが、3年程前この砂利のみを撤去しスチレン系断熱材を下地として超速硬化型硬質ウレタン防水により改修したが、断熱材ジョイント部等でこのウレタン防水が「破断」し、防水層の裏側に雨水が浸入している状態であった。
瑕疵保証を履行する施工会社は倒産している為、緊急改修計画の基本設計が設計事務所で行なわれ、大手ゼネコン3社と大池建工鰍ノよる提案型入札が行なわれ、詳細まで十分検討された大池建工樺案が認められ工事を受注する事ができた。

防水工法の検討

既存防水を撤去する部位で階下精密機械室に絶対漏水をしない様施工管理体制を十分検討した。

  1. 降水確率の低い日を選択し、撤去工事を行った。
  2. 既存防水層撤去後、直ちに下張りルーフィングを張る為、速乾性プライマー(橋梁プライマーC・日新工業梶jを選択した。
  3. 日本アス仕様FP−6Cの下張りルーフィングをピロウエルドE(絶縁工法)から、シグマート+シェーン20(密着工法)に変更した。
  4. 撤去工事と防水工事のタイムスケジュールを検討し、撤去範囲を決定した。
防水改修工事キープランと概要

建物屋根の構造と防水の種類等がまちまちであり、各屋根毎の改修計画を検討した。

▲図面をクリックすると工区詳細が表示されます。



断面詳細図

▲図面をクリックすると拡大します。



4工区改修工程写真

▲写真をクリックすると拡大します。

着工前

コンクリート架台撤去

既存硬質ウレタン防水・アスファルト防水・断熱材撤去

プライマー塗布の上、下張りルーフィング張付け



立上り段差調整

アスファルト防水とウレタン防水の接合を着実化するメンテックスシートF張り

上張りルーフィング張付け

断熱材の張付け



軽量コンクリートブロック敷き

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ハーフ型アルミ笠木取付け

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施工完了



2009年写真コンテストを終えて

防水改修写真コンテスト2009に応募戴きました「全国防水リフレッシュ連合会」の会員の皆様、毎日のお忙しい時間を割いて、コンテストに応募頂き誠に有難うございました。
昨年度の作品審査に当たり各理事より、“昨年度の写真コンテストは、もう単なる写真コンテストの域を脱し『総合改修コンテスト』になっている。“と言う高い評価をいただきました。
皆様から寄せられた貴重な改修のノウハウを会員の皆で共有し、よりお客様にご納得戴ける「ハイレベルな改修」を目指したいと思います。
今年は名前を変えて『総合改修コンテスト2010』を行います。
沢山のご応募お待ちして折ります。

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